台風や大雪に障がい者通所施設がする対応は大切だろう。
安全を第一としながら、利用者の安全を「だれが」確保していくのか?
通所施設は通常、利用者に対して、余暇やトレーニングを提供するが、同時に日中の社会活動の場であり、ケアを提供する場でもある。
台風や大雪の際に、安全な通所が保障できない時に、時間の短縮、変更や休みを判断しなくてはならない。
なんだが、同時に、利用者の多くは、常時ケアを必要としている、また、見守りを必要としている人たちだ。
施設が、自らの機能を安全のために縮小、停止させる場合に、では自分たちが日頃担っているその役割がどうなるのか?をイメージして対応を組み立てて欲しいと思う。
その際に、その代わりを担うのは、多くの場合、同居家族であり、グループホームスタッフ、居宅介護事業所スタッフだろう。
自然が相手の判断であるから、状況を見た柔軟な判断が必要になるが、同居家族が、仕事等を休み通所施設の代わりにケアや見守りを担うことが過度な負担となることが想定される場合など、どのような場合に施設はどう判断する、その場合はどうするのか?状況に対応できる居宅介護事業所はあるのか?等を事前に情報共有をしていくことが求められるだろう。
施設にとっての安全ではなく、利用者一人ひとりにとっての安全を視野に考えて欲しいと、、、台風のたびに感じる。
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